親権の基準とは

それでは実際にはどのような基準によって親権者は決まるのでしょうか。裁判所としての評価基準は子供の幸せについてです。どちらの親と一緒に子供が生活した方が幸せになるのかを客観的に判断するのです。

子供基本的には現在子供と同居している方が有利となるでしょう。今の環境で無難な生活を送れているならば、あえてその環境を変えるべきではないと裁判所は考えるのです。もし今の環境を変えてしまうと子供を不安定にしてしまうリスクがあります。特に幼い子供の場合は、より長い時間接してきた親からの方が適切に育てられると思われるのです。ただし、これだけで親権者が決まるということはないでしょう。

また、統計的なデータとして、基本的に母親が親権者になっているケースが9割となっています。これは主に育児をしているのが母親であるケースが多く、専業主婦として子育てをしている母親も未だに多いためです。父親はそもそも日中は家にいないことが多く、きちんと子供を監護できないと判断されるのでしょう。

夫婦関係をどちらが破綻させたのかということは、子供の親権とは一切関係ありません。ただし、状況によってはそれが考慮されることもあるでしょう。最終的には自分が親権を持つ方が子供にとって良いと主張することが求められます。そのためにきちんと自己分析しなければいけません。

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